Eno.612 ラスティ・ホール

4日目

朝 散歩がてら探索したら良さそうな割れた皿が見つかった。これで錆びた刃を研げる。
 そこから金属の斧を作ったら色々と作れるようになったみてぇだ。嬉しい話だぜ!
 拠点に戻りしばらくのんびりしてたらイヴが浮桟橋を作った。すげぇの作ったもんだな、オイ!
 昼になったら桟橋の先、離れた島へ探索に行くつもりだ!

昼 桟橋の先には木の実がそこそこ成ってた。あとカエルが居たな……。
 もうちょい探索したら他にも何か見つかるかねぇ。
 思い出作りになればと思いイヴにデートを提案した。
 夜、天気が悪くならなきゃいいんだが。
 まずはこれからの嵐に耐えなきゃならんが探索で張り切りすぎちまった。こんな時に俺は情けねぇなぁ!
 結局イヴにずいぶん頼っちまった。

夕方 嵐だ。砂浜行っても碌なもん拾えねぇわ、いつもより多く疲れるわで、まあ大変だった。
 しっかし木材の大切さっつーか燃料の大切さが身に沁みるな!嵐のときは余計に無駄には出来ねぇか……。
 この分じゃ夜もずっと嵐だろうか?出かけられねぇのは悲しい。嵐が過ぎるまでイヴと拠点でゆっくり過ごすことにした。
 そんとき聞いた話が城を島ごと作ったということ。最初は驚いたがよくよく考えりゃいくつか方法は無いことも無いわけで。いやいや!すげぇのに違いはねぇぞ!

夜 なんつーか、暑いな!
 そりゃあそうとイヴが気になることを言った。「これは私が見た夢」だと。
 この島が夢っつーのはありそうな話だ。