嵐は過ぎ去り。
東屋で静かに眠り続ける・・・・エイリーク。
一先ず無事に嵐は乗り切ったようだ。
暴風雨によって、ずぶ濡れだが・・・・彼の体質的に体調的にも
気にする程の事は起きない様だ・・・・。
なので静かに眠り続ける・・・・いや実際は『起きている』のかも
知れない・・・・体を動かす事も目を空ける事も声を上げる事も
何もかも出来ないが・・・・起きているかも知れないのだ
・・・・彼は。
とりあえず・・・・『誰か』が来るまで・・・・彼はそのまゝ
この場所で『眠り』続けるだろう・・・・。
何せ今の彼には、それしか出来ないのだから・・・・。