Eno.181 潮彩のリューカ

閑話2

「………………」

「……悩んでいたけど、ずっと黙っている訳にはいかないし。
 やっぱり話してしまおうかしら」

「その後どうするかは、あの子たちに任せましょ」

「――これは、わたしが始めた物語なんだから」