Eno.434 エイリーク・N・A・ウエザラル

遂に再会。

 
彼は・・・・相変わらず・・・・東屋で眠り続けている。
『レインコート』着せられたままで・・・・それ故に発汗している。

この熱帯性の湿度と気温である・・・・一種のサウナスーツと同様に
なってしまったようだ。

無意識下でも発汗はする・・・・それは生理現象なので止める事は
出来ない。

さて・・・・そこに来訪者が現れる。

彼を此処へと運んだ『青年』と『自身の分離体』である。

彼等によってレインコートを脱がされ・・・・背負われて拠点へと
連れ戻されるエイリーク。

流石に悪臭が酷いため、しっかり洗われ湯船に入れられる・・・・。

すると洗った時に体も程よく動かされ湯で体も温まり・・・・何時の
間にやら寝息を立てている。
 
再び拠点に戻る事が出来て体も清潔になり・・・・無意識とは言え
安心したのだろうか熟睡しているようだ。
 
何はともあれ、彼等の目に付く場所まで戻る事が出来たのであった。