Eno.11 レイモンド・マクファーソン

4/5 *1

「思わず感動しちまったぜ!」



直前の成金リンカがちょっと面白かったな・・・。

全員が揃って、いよいよ花火をうちあげた。
一個目はピスティッペーが。二個目はニコルが。
空に打ちあがった花火は、想像よりも大きい音と沢山の光で。

ビッカビカ!!!!

って感じだった。ああなんかすごくそれが胸に来てしまって。
皆でこれを見れたのが嬉しくなって泣きそうだった。

ここにルヴィがいれば言うことなしであったけど、既に十分。
この気持ちを彼女にたっくさん伝えてやるぜ!!

ピスティッペーがびっくりして腰を抜かしていたな。
オルキーヌが一緒に晩酌していたときの酔いもあってふらふらしてた。
危なすぎるぜ・・・俺も今回初めて見たし、びっくりするよな!

そういえば、ニコルはもう料理ができたらしく、早いなとなったぜ!
俺もできてはいるが、皆はまだだから、今日お目見えにはならなかった。
明日とかが楽しみだぜ!

木材と水と食糧をなるべく確保していきたい。
バックアップは任せてほしいぜ!


・・・ それと、今回の花火 あるいは設置した灯台とか狼煙
それが通じたのか、遠くから汽笛が聞こえてきている。
あれは間違いなく船だ。
流石に今日の花火でここに人がいることは知れただろう。
長い時間のように感じたが・・・ 案外皆といれるのはあと少しなのかもな。

「血珊瑚とされるサンゴがめちゃ赤いんだ!
 それがあればルヴィへの土産にしたいぜ!」