Eno.331 流月

幻想の領域


『どう責任取んのこれ』

『どうっていわれてもねえ。よそのせかいでいきているんだし、わたしかんけいないとおもうなあ』

『確かに』

『でしょ?』

『ってあのねえ、そんなわけないでしょ!よその世界への出入りくらい見ときなさいよ!!』

『そういわれてもねえ、いきたいならいかせればいいじゃん。はんざいこういじゃないんだし。もういいでしょ。このはなしおわりで。』

『はあ、頭痛い。侵略者とか来たら大変なんだから自覚持ってよね』

『まいちゃんがうるさいからさいきんはとりしまりもやってたけど、しょうじきめんどうなんだよね。わたしもそろそろあそびにいきたいんだけど。』

『仕方ないなあ……ちょっとだけだからね』