Eno.433 コンラード・N・A・ウエザラル

今ここにある奇跡。

 

コンラード
「・・・・無事に肉体変換ができたな・・・・危うく海に
 還りそうになったが・・・・でも、これで・・・・」



ある検証を砂浜で終え・・・・拠点に戻るコンラード。

その時、ちょうど様子を見に来ていた『青年』と鉢合わせし・・・・
いつも・・・・『別の場所』でやっていたようは、ハチャメチャを
始める・・・・そして・・・・ある『ショック』をエイリークに
与えてしまった瞬間・・・・。


彼は目覚めた。


もう二度と目覚める事は無いと見込んでいた筈のエイリークが
目覚めたのだ!

・・・・ただしショックを与えてしまった条件反射でコンラードに
対して『鉄拳制裁カウンター』を与えてしまったが。

正しく、これはもう『奇跡』と言っても良いだろう。

これはコンラードも全く想定していなかった・・・・。

想定が出来なかった・・・・・・・・・のだ!

とは言え・・・・この島で『ヒト』として居れる最後の僅かな
時間をエイリークと共に楽しく過ごそうと決めたコンラード。

そう・・・・未練が無くなるように。

そして・・・・これからの長い時間を深海の中で暮らす為に・・・・。