Eno.434 エイリーク・N・A・ウエザラル

想定外。

 

エイリーク
「・・・・・・・・?」



本来、目覚める筈が無かった『ソレ』が目覚めた。

色々な要因・・・・全てが合わさった事によって。

全てが想定外。

これこそ・・・・『奇跡』とも言えるだろう。

だが・・・・もう直ぐ、この島は沈む。

その時・・・・彼は『この姿』を失う。

本来、あるべき姿に戻るのだ。

それでも・・・・。

エイリーク
「・・・・♪」



彼は・・・・何も見えてなくて、聞こえていなくても
『ヒトとしての最後の時間』を愉しむだろう。

きっと・・・・。