Eno.112 【空繋ぐ機装魔導師】七曜

6.明けない夜は無いとわかっていたけど

 もうすぐ便箋によると島が沈む時期なのかな……
 耳を澄ますと汽笛の音が聞こえる。別れの時は近付いているようだった

 寂しいなぁ。私以外みんな戦士ぽい? からまた会えるとは思うけど
 みんながみんな、また戦いに来るわけじゃないから

 一三郎くんとみやげさんが「星の記憶」って物に興味を持ったみたい
 それを作るには膨大な素材が必要だったんだけど……
 みんなのおかげですぐに集まっちゃった!
 けど、不思議な石を用いる儀式? があるみたいだったから製作はその後になった

 詳しくは知らないけど、メナードさんを助けるための儀式だったみたい!
 儀式は無事成功したみたく
 みんなでパーティをしながら「星の記憶」の鑑賞会をしたよ

 星の記憶はとてもキラキラして綺麗だった

 願い事を言ったりもしてみた
 いつかお兄ちゃんと肩を並べる戦士になれますようにって

 そして、もう一つ願った事があった
 それは……

 次回「また、いつかの空で 君達と」







 ……

 ヨモギの人達がみんなのいる拠点に遊びに来た? よ!
 ゼルカさんが看病してるのは散歩中に見てたけど、もっと賑やかになるねぇ

 ……極夜の団長さんの様子、たぶん、そう言う事だよね