Eno.249 ゼルカ

11:刹那的なはじまり

何処からか聞いた風の噂。
様々な世界から集まって闘うお祭りがあると。
そんなこと聞きながら歩いていると着いてしまった…。

「ここ…何処?」

そこにはいろんな人がいる。
ドキドキとワクワクを感じる…そんな感じ?

来て早々何やら試合をやっているようだったので見てみることに。するとなんだろう、こんなにも胸が踊るのは…。
目の前の人達が輝いて見えて…そこには桜が舞っていたり、雪が降っていたり、銃の雨が降り注いでいて、そうかぁ…
ここが『ぽれん』なんだね。


チームの募集があるらしく、俺たちが入ったのは華劇という領域で三つあったんだけどその中でも『狂夜桜酣華劇』

華劇のみんなと話して…面白かった。
キムチちゃんとか…ダンテさん、ミウミウちゃん…なんか酷い目にあった気もする…(俺が)

そうそう…此処で2人のガンマンの先輩ができたんだ。
十五夜先輩は華劇のリーダーで、可愛いけどカッコよくて強いATK14のガンマン…絵画の世界でもリーダーしてたな…楽しかった!

エイリーク先輩はスナショ使いのガンマンなんだよな…。
なんというか初対面に−200℃の冷蔵庫に入れようとしたりめちゃくちゃなんだけど…いざって時に頼りになる気がする。





憧れ、いっぱいあったんだ。
10の時は…負けて、みんなの分刹那で輝いたけどまた負けて…。
でもフェルちゃんがずっといたから俺は応援してた。

その次のぽれんでは自分で突っ込んで負けちゃったけど、目標的には勝った!
でもまだ極夜の先輩たちは勝ち進んでて…。
俺も同じところにいたい。そう思った。

頑張って…頑張ってやっと…
みんなと同じ舞台に立てたんだ。
俺があそこまで行けたのは…
アルテさん、スエンさんとネイトちゃん、幸水さん、エイリーク先輩の4人とみんなのおかげ…。





…次は果てに行くよ、ゴヤ先輩。


エイリーク先輩の旗を引き継いで。


上手くできるか、わからないけど。


でも俺はあなたが行ったあの場所に行ってみたい。



ゼルカ
「みんなと、一緒にね」