Eno.53 ノア・イトゥドノット

22:漸く帰れる[ノア]

船が来ている
嗚呼、漸く帰れる…
早く帰って仕事に復帰せねばな
私には此れ執行しかない
其れでも処刑人として誰かの役に立つのなら
必要とされるなら
其れで良いじゃないか
かくあれかし?
何とでも言え


結局、私はこういう在り方でしか
こういうやり方でしか存在意義を表明出来ないんだから

[ノア]