Eno.333 極寒より

生き残るために

・まずはナイフを作りましょう
手近なところから尖ったものを探してナイフを作りましょう。とにもかくにもこれがないとサバイバルははじまりません。
この島には我々を襲ってくる野生動物はいませんでしたが、今後どうなるかはわかりませんから。武器兼便利ツール。長く使いますよ。

・生きるために水は常に。食糧は最低隔日。
水は常に持ち歩きましょう。水分不足は体調不良を起こしやすいのと、有事の際の消毒などにも使えるので、持ち歩いてください。
食べ物は最悪1日おきの摂取になることを覚悟してください。とはいえ、自然豊かなので餓えることはないと思いますが。
がんばって生き延びましょう。

・窯を作ろう
石斧を作って木材を加工して安全な拠点ができたら、窯を作りましょう。木造の拠点は雨風を凌げませんからね。
体温を維持できる拠点にするため粘土と泥を使って土壁を作るのがいいです。
そのために、粘土からレンガを使って、窯で焼く(乾燥だけでもいいですが強度は落ちます)。そのレンガを積み重ねながら隙間を泥で埋めていく、乾燥すれば立派な壁の完成です。

・不思議な植生
この島は見たことのない植生をしています。島にあるものはほとんど毒がないので、食べられそうなものは食べられます。キノコは別として。
ここの花を見たことがあるのであれば、あまり期待はしすぎないように。いつか使えたあの技は、あそこだから使えたものです。

・食料に関する注意
基本的なことですが、生食は危険です。火を通して食べてください。
獣肉は寄生虫に注意。火を通しても除去できない場合があるので、祈るか、冷凍……なんて出来ないですよね。よく見て、細かく食べてください。
キノコはダメです。ここは未知の島、それは未知のキノコです。火を通してもダメです。それ真菌ですからね。

・漂流船が来た
漂流船がさまざまな積荷を載せたまま漂着しました。中に人はおらず、施設もボロボロでした。これに乗って島外脱出も最悪は考えないとかもしれないです。
ただし、どこかで見たことのある植物が船に載っていたので、もしかしたらあの世界から流れてきた、あるいはつながっているのかもなぁ、なんて。

・壊血病に注意
思い出したので書いておきます。肉だけ食べて生活しているとビタミンCの欠乏による壊血病になる恐れがあります。野菜や果物、お魚なんかを食べて予防しましょうね。