危なかった
あやうく忍ってことがバレるところだった。
わかっている。ろくな材料がなかったとはいえどう考えても俺のセンスが悪い。
だって仕方ないだろう。俺はああいう古風なやつが好きなんだよ。
今や装束も光学迷彩取り入れようとしてる流派もあるし
武器やカッターは最新式だし、クラッキングだってするし。
今回無人島だったから、たまたま俺の趣味にあったっていうだけで。
まあでも、まだ言い逃れの余地はあるさ。
俺はただの、忍者がだ~い好きなだけの米農家出身の高校生、
隠岐村光緒。
それでいい。
わかっている。ろくな材料がなかったとはいえどう考えても俺のセンスが悪い。
だって仕方ないだろう。俺はああいう古風なやつが好きなんだよ。
今や装束も光学迷彩取り入れようとしてる流派もあるし
武器やカッターは最新式だし、クラッキングだってするし。
今回無人島だったから、たまたま俺の趣味にあったっていうだけで。
まあでも、まだ言い逃れの余地はあるさ。
俺はただの、忍者がだ~い好きなだけの米農家出身の高校生、
隠岐村光緒。
それでいい。