Eno.184 アメトリン

シマを離れた後のお話:04

旗に寄せ書き、ちょっと楽しそうだなぁ。
誰に渡っても、オレのことがその旗に残り続けるって嬉しいなって思った。

ちょっと物思いにラム酒を傾けてたら、船の端がなんだか騒がしくなった。

カスパルさんがまた飲みすぎて倒れたみたい。

それで皆が介抱しに集まってた。

懲りないなぁ……

カスパルさん、どうするか決めたのかなぁ。

今度お酒を飲みながら聞いてみようかな。