海路での一幕
ゆっくりと進む船。
ふかふかのクッションを抱えながら、凪いだ海を眺めている。
この7日間、自分はちゃんと嫌われ者になれただろうか。
………なれてないんだろうな。
突き放そうとしても、冷たくあしらおうとしても、
どうもうまくいかない。
憎まれ口を叩くのが精一杯だ。

ふかふかのクッションを抱えながら、凪いだ海を眺めている。
この7日間、自分はちゃんと嫌われ者になれただろうか。
………なれてないんだろうな。
突き放そうとしても、冷たくあしらおうとしても、
どうもうまくいかない。
憎まれ口を叩くのが精一杯だ。

「ダサいのはボクの方だよ、全く……」