Eno.433 コンラード・N・A・ウエザラル

ナガサレて・・・・何処?

 
あぁ・・・・見事に吸い込まれてしまったよ。

何処の海だろう・・・・困ったなぁ。

とりあえず・・・・明るさ的には・・・・深海なんだろうけど
ホント何処だか分からないんだよね。

まぁ・・・・深海だから目印になるような物なんて、そうそう
無いとおも・・・・えっ!?


不意にテヅモヅル達の上に巨大な何かが横切る。


えっ・・・・あれって・・・・もしかしなくても『リヴァイアサン』?

いやまって・・・・不味い!

そう言うのが居る海は・・・・本気でヤバい!!

って・・・・向こうには『シーサーペント』と『サハギン』!?

まって・・・・この『海』って・・・・もしかしなくても!

ヤバいヤバいヤバいヤバい・・・・逃げなきゃ・・・・いや
いっそ海綿やソフトコーラルとかに擬態しよう!

触手を伸ばして・・・・っ!!


・・・・。

・・・・何とかやり過ごせたっぽい・・・・けどコレは冗談抜きで
やばい・・・・あゝ・・・・早くジーランティスへ繋がる『穴』が
開いてくれ!!

幾ら僕等が不死のリスポーン機能を持ってても・・・・命が幾つあっても
足りないって!

あ~ホント・・・・何処かに都合よく『ゲート』が開いてないかな~
って・・・・アレ?

僅かに妙な水流があるなぁ。

うーん・・・・試しにそっちの方へ行ってみるかぁ。



水流に身を任せて移動するテヅルモヅル達・・・・すると・・・・。



あっ・・・・これって・・・・『ゲート』だ!!

凄く小さいけど!

よかった・・・・僕等の体なら余裕で通れる!

エイリーク逸れないように、しっかり捕まってて・・・・それっ!



と・・・・言う事で僕等は運よく直ぐさまジーランティスに戻る事が
できたのでした。