Eno.562 ナナシ

仮説

 ヨッドさんは、僕がいたあの世界のように怪物がはびこる世界からここにたどり着いたなら?元の世界でそれらと戦うには同質になる必要があるなら?

恐れるさ、制御できるかわからない力を持って脅威に立ち向かわないといけない日常なんて。
僕はそんな世界で、制御可能な兵力を研究していた。それと同時に人を作り替えることも。

こんなことばかり考えていたらダメだ、だれかの手を借りてでもまずこの世界から別の海へでるんだ。

 例えば、美味しいお酒と心の名医がいる世界かな。