お里スカウター
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「内田さん!僕はある発明を思い付いたんだ
相手の出身地を知れるガジェットなんだが」
「おお、何かと思えば最上くん。
そんなに相手の出身地を知りたいのかね?」
「出身地を知ることが出来れば相手への理解も深まるというもの!
それに食べ物や物体に対して使えば鑑定も出来る……そんなものを作りたいんだ」
「ホッホッホ……強欲はいかんぞ最上くん
しかし確かにそれはわしも欲しいかもな」
「だろ?そこで僕は地球上の地図データなどを入れてAIを搭載し、検索を機能をつけた!
まではいいんだが、これだと識別能力が足りないと思うんです」
「で、要するに魔法使いのわしに頼り来たんじゃな
別角度の技術を組み込もうとしているわけだ……」
「お願いします内田さん!僕は魔法のことを何も知らないのでご助力かアドバイスが欲しいのです」
「うーむそうだなあ……要するに占術に近いようなもんだし、水晶を組み込むことと……AI……?はよくワカランのだがAIと精霊を混ぜる手もあるな」
「おお、精霊……!AIに魂が宿るとかそういう感じですか?
いいですね」
「まあ……意思を持ったAIちゃんが暴走するかもしれんが、そこは最上くんがコントロールしたまえ」
「あとはそうですね……遭難時でも使えるように無線でも使えるようにしたいです」
「千里眼の魔法を使うことになるな」
「おお……」
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そんな感じでいろいろな魔法を組み込んだ
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「で、名前はどうするんじゃ」
「そうだなあ……相手のお里を知りたいから……お里スカウターがいいな」
こうしてお里スカウターができた。