Eno.42 空にて寄り添う、二つ星

わがはい は そろそろ おいとま する 。

どうやら そろそろ ふね は どこか に つきそう で ある 。

わがはい が たどり つく さき が いかよう な ところ なの か 。
まったく けんとう も つかぬ が 。



あぁ わが かいぬし      よ 。

どうか わがはい の かえり みち が あなた に つづいて いる こと を ねがう 。



そして 。
あの しま で であった ゆかい な にんげん ども よ 。

それぞれ たっしゃ で な 。

わがはい も たっしゃ に すすんで いく から 。