無題.wav
出港してしばらくしたタイミングでの会話ログ
「てーじれんらくのことを忘れていたのです!!!!!」
『TinDALOs498の██空間へのアクセスを確認
Warning!(1):████への接続が安定しないため、████の展開ができません。
████を展開するにはより接続が安定する区域から再アクセスをしてください。』
「まだまだ安定しないといけないのですか? ワガママなセカイなのです!」
『OWLs-TinDALOs498からの通信です。』
「あわわわ」
『TinDALOs498、まずは帰還へ向けての目標は達成したようですね。
しかし、あまりにも██空間の利用が少ないため、少し心配しましたよ。』
「わう ごめんなさい。」
『……よく頑張りましたね、TinDALOs498。
同じ境遇の者たちとよほど良好な関係が築けたのでしょう。』
「はい!それはもう・・・
『そのあたりの話は帰還後のレポートでしっかり聞きましょう。』
「くぅん・・・」
「そういえば、結局『同行者』ってだれだったんですか?」
『ああ、それは、あなたと『同行者』がこの世界へ送り込まれる際に──
『通信が切断されました。時間をおいて再度やり直してください。』
「????」