「とてもクールな容姿をしたニンゲンなのダ！
　しかし、言動がところどころ我の想像をゆうに
　超えていたゆえ、今度ゆっくり話してみたいのダ！
　結局、デスサッカーとはなんなのダ？」

「クールな容姿をしたニンゲンその②なのダ！
　よく周りをまとめていたしっかり者なのだガ、
　たまに高いところへ登っては落ちていたのデ、
　頭を打たぬよう気を付けるのダ！」

「この中で唯一、顔がサッカーボールのニンゲンなのダ！
　二人いたのにはビックリしたガ、口調はどうであレ
　根は思いやりのある子ゆえ安心したのダ！」

「我の知る限り、もっとも模範的なニンゲンに近いのダ！
　個性の強いニンゲンが多い中、ツッコミに回ったリ、
　よく周りを見ていた素直でよい子なのダ！健やかであれ。
　それから、首筋の味について、是非感想がほしいのダ！」

「我の知るニンゲンとは少し容姿が異なる不思議な子なのダ！
　嵐の日に少し調子が悪そうだったガ……
　なるほド、ニンジャ装束がよく似合うのだ！
　今度、我とニンジャごっこをして遊ぶのダ！」

「リーダーシップを発揮して周りをまとめていたすごい
　ニンゲンなのダ！思えバ、この脱出計画も彼女が
　提案してくれたものなのダ！群を総て目標を達成する……
　ニンゲンの知恵と勇気にはつくづく驚かされるのダ」

「我を誘拐・監禁しようとしたやべーニンゲンなのダ……
　だガ、作る料理はとてもおいしかったのダ！
　小さい子には、やさしくするのだゾ！」

「賢いのだカ、幼いのだカ分からぬ不思議なニンゲンなのダ！
　だガ、無鉄砲にも思える行動が時として我々を救ってきたのダ！
　それはそれとして、う○ちで興奮するのはもうよした方がよいのダ！」

「我の知る限り、もっとも科学力のあるニンゲンなのダ！
　あのお里スカウターなる発明は現代のニンゲンの科学技術を
　大きく逸脱したモノであるゆえ、扱いには慎重になられヨ。
　これからの、ニンゲンの科学技術を支えて欲しいのダ！」

「この中で唯一、メガネの形をしたニンゲンなのダ！
　我の拠点のせいでゲーミングメガネにしてしまったのは、
　少し申し訳なかったのダ……
　ところで、外した後の謎の光……アレの原理はなんなのダ？」

「元気で明るい好青年、という感じのニンゲンなのダ！
　よく周りを見て行動し、痒い所に手が届くような行動に、
　我々はよく助けられたのダ！健やかであれ」

「ヒトデマスターなのダ！クールな容姿をしたニンゲンその③としテ、
　乙女ゲーなるモノのキャラに扮していたのが印象的なのダ！
　ところで、そのボタンのヒトデは、帰ってからもずっと
　そのまんまなのカ？洗濯とかできるのダ？」

「彼もまた、元気で明るいニンゲンなのダ！
　集団の中を、まるで波を乗るように乗りこなす様は、
　とてもかっこよかったのダ！
　そんなカケルにハ、ヒトデマスターの称号をプレゼントするのダ！」

「模範的でありながラ、時折見せる年相応な反応は、
　ニンゲンの生態を研究する上でとても役に立ったのダ！
　それから、料理がすごくうまいのダ！
　今度、高いところから紅茶を注ぐやり方を教えて欲しいのダ！」

「我と同じ、異なる星系から来訪した知的生命体である。
　隕石に乗って飛来したと耳にしているが、果たして
　故郷の記憶はあるのだろうか。ぜひ、我もお目に掛けたいものである。
　それはそれとして、土を掛けるのは、やめてほしいのダ……」

「年相応の少女といった感じデ、我とは温泉で裸の付き合い？
　とやらをしたニンゲンなのダ！
　よく我を構ってくれたゆえ、この島生活も苦にならなかったのダ！
　また今度、一緒に汗を流すのダ！」

「ドルイド族？と名乗る不思議なニンゲンなのダ！
　呪術と呼ばれる特殊な技術は我でも解析が困難であり、
　時折光る怪しい瞳は、我をすくみ上らせるのダ……
　我は、いい宇宙人なのダ……」

「とにかく、サポートがめちゃめちゃうまかったのダ！
　周りをよく見て、その時必要な行動がとれるニンゲンで、
　我も見習いたいと思うのダ！」

「元気の塊、行動力の化身、とにかくポジティブなニンゲンで
　周りからも好かれていたようなのダ！我も好きなのダ！
　その言動は周りに勇気を与えたことだろう。健やかであれ。
　いただいたニンジャ装束は、次登校する時に着てくるのダ！」

「ミステリアスなニンゲンで、なかなか素性が
　分からなかったのダ！そういえば、首筋？で盛り上がったとき
　食べ方のレクチャーをしていたようなのダ！
　今度、我にも教えて欲しいのダ！」

「明るく熱血な好青年！という感じで弟のスイセイとは
　好対照なニンゲンなのダ！双子という特殊な生い立ちは、
　お互いを支え合うように機能してすばらしいのダ！
　これからも、兄弟仲良く健やかに生きるのダ」

「スイセイ、と我は呼んでいるが、本当はミズキらしいのダ！
　日本語は、我を以てしても難しい言語なのダ……
　データキャラとよく語っていたガ、実際は料理の腕ばかりに
　頼りきりだったのダ！お助け料理人なのダ！」

「ハニコ、と我は呼んでいるが、本当はヤツシらしいのダ！
　……本当に、日本語は難しいのダ……
　とても思慮深く、礼儀正しい優しきニンゲンなのダ！
　これからも、その優しい心遣いで励ましてほしいのダ！」

「モノづくりがとても上手なニンゲンなのダ！
　特に、脱出前夜？あたりに作った塔は
　オカモトタロウばりの芸術作品だったのダ！
　……沈んでしまったのが、心惜しいのダ」

「ワオ星からやって来たワオ星人」と名乗る不審者。
地球と、人類のことが大好き。