記録の終わり。
「…さてと。」
オレは紙の塊を綴じた。シマに流されてから少しずつ書いていた紙の一枚一枚は、まとめるとちょっとした冊子になっていた。
世界にひとつの遭難日誌。
「現世に蘇りし古代竜エンシェントドラゴン島日誌」
オレはそれを大事に旅行鞄に仕舞った。
シマの貝で作ったネックレスと、不思議なお守りと、この冊子が、この一週間の思い出を形にしたもの。
忘れたくない大事な大事な思い出。
もし、他の皆がオレを忘れてしまっても…忘れてくれて構わないや。
オレがずっと覚えているから。
楽しかったこと、大変だったこと、本当に色々あったなぁ。
俺は、目を閉じた。
………?
オレの中で、何かがスッと、抜けた気がする。
ほんのちょっとだけ寂しくて、でもどこか清々しい。
オレはオレとして、これからも生きていく。
さて、そうと決まればまずはハワイを楽しまなきゃ!
また楽しい世界だといいなぁ!
その後、派遣されたヒットマンに右往左往することになるのだが、それはおそらく別の話
交流してくださった皆様、ありがとうございました!!!とても楽しかったです!!!!
オレは紙の塊を綴じた。シマに流されてから少しずつ書いていた紙の一枚一枚は、まとめるとちょっとした冊子になっていた。
世界にひとつの遭難日誌。
「現世に蘇りし古代竜エンシェントドラゴン島日誌」
オレはそれを大事に旅行鞄に仕舞った。
シマの貝で作ったネックレスと、不思議なお守りと、この冊子が、この一週間の思い出を形にしたもの。
忘れたくない大事な大事な思い出。
もし、他の皆がオレを忘れてしまっても…忘れてくれて構わないや。
オレがずっと覚えているから。
楽しかったこと、大変だったこと、本当に色々あったなぁ。
俺は、目を閉じた。
君は、突き落とされた冷たい海で記憶を手放して、黒い門を通って形を喪った。今は、覚えていたいと思う?生きたいと思う?
…うん。大切なものを覚えてたい。大切なものを大事にしたい。姿が変わっても、生きていたい。
………そっか。…もう、似ても似つかないけれど、俺がそう言うなら、俺は嬉しいよ。君の道に幸多からんことを。
………?
オレの中で、何かがスッと、抜けた気がする。
ほんのちょっとだけ寂しくて、でもどこか清々しい。
オレはオレとして、これからも生きていく。
さて、そうと決まればまずはハワイを楽しまなきゃ!
また楽しい世界だといいなぁ!
その後、派遣されたヒットマンに右往左往することになるのだが、それはおそらく別の話
交流してくださった皆様、ありがとうございました!!!とても楽しかったです!!!!