サラマルの見た夢

わたし達は町で行われるヒュマモンバトルを見ていた。

「ツナグ!ツナグったら!!」
「……なんだよ?」
「ヒュマモンバトル、楽しかったね」
「ああ、そうだな」
「だからさ、わたしも決めたんだ!ヒュマモンバトルで一番になるって!」
「はっ……一番になるのは俺だよ!」
「じゃあこうしようよ」

「世界大会で、戦おう!」

「絶対よ!絶対に!」

──サラマル!!サラマル!!」

「……ツナグ?」

「起きたんだな!よかった~
まだ船旅の途中だけど、一緒に景色でも見ようかなと思ってさ」

「そんなことで起こさないで欲しかったな……そういえば皆は?」

「ハカセは同じ船だけど、他はもう無線も繋がらないしいろいろあったしで別れちゃったよ……寂しくなるな」

「ってかあ”~~~!!
あのときのヒュマモンバトルを見てたら俺もヒュマモンバトルしたくなったよ~~!!
沈む前にバトればよかった~~~!!!!」
はは。ツナグらしいや。

「ヒュマモンバトルできるよきっと、また」

「そうだな!」
おれ達はきっと、また世界大会に向けて戦うだろうね。
だからいつか、本当のことを思い出せる日が来るって、おれは信じてるんだ。