Eno.498 テンダ

無題.wav

「多分・・・もうそろそろじゃないかな?」


『TinDALOs498の██空間へのアクセスを確認
 Warning!(1):████と██空間およびそちらの世界を接続している████の強度が減衰しています。』


「ここはまあ、事前に聞いてたとおりなのです。」


『OWLs-TinDALOs498からの通信です。』


『████への接続が安定している区域と、その世界とは別の世界の狭い領域にいるようだね、TinDALOs498。
 その世界から更に別の世界に行くと帰還が困難になる。
 お別れの挨拶は済ませたかい?


「ああ、・・・うん。
バッチリ、済ませてきたのです!」


『████へ転送したらもうその世界および、██空間には帰れない。
 忘れ物は無い?


「はい!大丈夫なのです!」


『OK、なら████を通って戻っておいで。』


「わかったのです!」



お疲れ様。TinDALOs498。』充填物の抽出………………Done.


「そういえばちょっと前のつーしんで聞けなかった、『同行者』って?」


その件はね、キミを転送した時にその世界に阻まれて、圧縮………………………………………………………Done.
どうやらその『同行者』とははぐれてしまっていたみたいなんだ████~██空間-TinDALOs498の接続を開始……………


「じゃあテンダは結局、その『同行者』とは会えずじまいなのですか?」


………どうやら、████上で近くへ帰還させてくれるらしい。接続完了、████を作成します……………………Done.


「・・・!
じゃあ・・・!」


会う前に、ちゃんと今回の件、報告してもらってからね。』TinDALOs498の████への転送をします…………………


「・・・はぁい」




『OWLs-TinDALOs498による██空間-TinDALOs498の破棄信号を受理。
 ████~██空間-TinDALOs498の接続を切断後、██空間内に保管されてあるマテリアルを放出します。See you.』