調和
流島高校には色んな人がいる。
種族も性格も性別も、実に様々だ。
この島での遭難の中、そのような違い等関係なしに、皆一緒に助け合った。
「この島が皆の調和をより深めてくれた」というお礼も込めて、
あたしは島を出る前に、調和の塔を建てた。
![](https://www.rabbithutch.site/usagoya/picture.php?user=ykou2686&file=noko_icon_side01.webp)
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眼の前が大きく歪み、元の生活に帰る直前。
夜空に光る煙が、調和の象徴が、見えた気がした。
種族も性格も性別も、実に様々だ。
この島での遭難の中、そのような違い等関係なしに、皆一緒に助け合った。
「この島が皆の調和をより深めてくれた」というお礼も込めて、
あたしは島を出る前に、調和の塔を建てた。
![](https://www.rabbithutch.site/usagoya/picture.php?user=ykou2686&file=noko_icon_side01.webp)
「あの塔は、きっと、もう……」
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「……あっ」
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眼の前が大きく歪み、元の生活に帰る直前。
夜空に光る煙が、調和の象徴が、見えた気がした。