Eno.192からのお手紙

(丸めて捨てられた日記のページだ――)

私は多分、彼女と戦うのが楽しくてしょうがなかったのだと、今思う。
彼女が取り替え子として人間界に行ってしまうまでは、私が事実上の親だったようなものだし。

これからも今までも、その事実は誰も知りはしないだろうがね。

ティターニア王女もオベロン王も
姫に見向きもせず、色恋に浸ってばかりだったから
よくあの二人に国が治められたと思う。


こんなことを考えていたら、本当の悪はなんだったのかが分からなくなってくる。

嗚呼……あの子に会いたい。

くっ、私は何を書いているんだ!ここに来てから色々おかしいぞ、私…!