RECORD

Eno.48 Siana Lanusの記録

◇14

「………」

なんか、少し疲れて来たな。

「…………。」

身体の調子が悪いせいなのかもしれないけど

「というか自分の事でせいっぱいだっつーの~~~!!」



自己対話、自己対話でもしようか。
引っかかっていたことは何かあったっけか。
私の苦しみについて、少し深堀しようか。
ああでもこれはもしかすると毒だな。やめておこう。

思えば私は、人と競う事が好きだったなと思う。
アヤトと話をしてそれは再認識した。
キディアといい、フィステといい、あたしは競ってばっかだった。
負けず嫌いなんだ。強くなりたい、強くありたい。
そのためには丁度いい目標が欲しい。だから、好敵手が居ると嬉しい。

今の私でアヤトの好敵手……は難しくないか?
なんかちょうどよく競える奴居ないかな、
流石にあたしほど身体弱ってる奴ってあんまいないんだよな。
というか、療養に好敵手も何もねぇな。努力でどうにもならないし。
療養……ってなるとナズとかもそうだけど、ナズとは競う感じでもないし。
やっぱそのまんま耐えるしかないのかなぁ、色々。
戦いたいけど今日は乱戦はお休みにしとく。まだ本調子じゃない。
でもやっぱり戦いたいから、野良試合するぐらいは。
溜まってくチケットに焦燥を感じてしまうの、嫌ね。












ぜんぶ ぜんぶ 煩わしくはない?


   ───悪魔の声が耳に残ってしまった。