RECORD

Eno.478 フィールリーンの記録

なにかあったら書く日記 その3

朝の酒場は比較的落ち着いていたよ、と最初は思っていたのだけれど…すぐに騒がしくなっていったよ。
途中から喧嘩連戦が始まってね、ボクも何度か手合わせさせてもらったよ。
ああいう場を眺めているのも、楽しいものだね。

整備場で戦い好きの少年と出会ったよ。
武器の話や、戦いの話をしたよ。
目的もなく、いつ終わってもいいように全てを楽しんでいるボクの行動を"終活"と言われてしまったよ。
生きることを諦めているつもりはなかったのだけれど…いやぁ、あながち間違ってないのかもしれないね。

フードストリートでレーヴェンと再会したよ。
まさかチョコバナナより美味しいものがあるとはね、恐るべし…クレープ
レーヴェンにとって、価値というものはボクが思うよりきっと重要なものなのだろう。
ボクは、君が歩き続けたその先を見てみたい。ボクがそこにいなくとも、ね。


ああ、こういうのがよくないのかな?そりゃ終活とか言われてしまっても仕方ないね。


海辺で背の高い不思議な女性に出会ったよ。
どうも何度か声をかけないと繋がりを得られないらしい。
こんな場所で出会えるような存在ではないと感じたので、こうして会話できたのは運が良かったと言えるね。
名を与えれば呼びかけは必要なくなるらしいのだけれど、せっかくなので名前はまだつけなかった。
…次までには名前を考えておきたいのだけれど。うーん、どうしたものかな。

宿泊所の広場で騎士ミハイルとお話ししたよ。
怠惰であることを悩んでいるようだったけど、"何もしていない"に関しては…ボクも人のこと言えないね。
彼は紛れもなく"騎士"だが、ボクは何者でもないただのフィールリーン。
いつか"何者か"のフィールリーンとして生きる日が来るのかな?

騎士ミハイルと別れたあと、瓶スライム、コタツ生物、葉っぱの妖精、そして確かエルフという種族が交流してるのを眺めていたよ。
非常に興味深い光景だったので観察をしていたのだが、耐えきれなくなって交流に挑戦してみたよ。
…結果は惨敗さ。次はもっと相手を観察してから挑戦してみるよ。
そのあと、すごく高いヒールを履いた真っ赤な女性にお菓子をもらったよ。
彼女とも色々お話しをしてみたいものだね。