RECORD
Eno.599 亜久津 魔沙兎の記録
人造人間はホームシックのバグを抱える
段々と、仲良くなっていく度に家族とのことを思い出す。
『外世界渡航券』の話に食い入るように聞いてしまい。
親子になった二人の幸せそうな姿を見て、安堵と共に寂しさを感じて。
昨日まで何にも思ってなかったことが、急に押し寄せる。
会いたい。
例え、17歳のままのオレが現れて石を投げられようとも。
例え、もう家族が全員亡くなってても、せめて確認だけでも。
でも、オレにある手掛かりは『二ホン』という世界にいたという事のみ。
会いたくても会えない、きっと、ずっと。
研究者、アンタは脳は残したの間違いだと思うぜ。
こんな思いするなんてさ、欠陥品じゃねえか。

とりあえず『外世界渡航券』だけは手に入れようかな。
『外世界渡航券』の話に食い入るように聞いてしまい。
親子になった二人の幸せそうな姿を見て、安堵と共に寂しさを感じて。
昨日まで何にも思ってなかったことが、急に押し寄せる。
会いたい。
例え、17歳のままのオレが現れて石を投げられようとも。
例え、もう家族が全員亡くなってても、せめて確認だけでも。
でも、オレにある手掛かりは『二ホン』という世界にいたという事のみ。
会いたくても会えない、きっと、ずっと。
研究者、アンタは脳は残したの間違いだと思うぜ。
こんな思いするなんてさ、欠陥品じゃねえか。

「ー過去は振り返らねえって、思ってたのに」
とりあえず『外世界渡航券』だけは手に入れようかな。