RECORD

Eno.294 男子高校生らしいなにかの記録

フラウィウスの記録②

早いものでシーズンが始まって2週間近くになる。
オレはありがたいことに前回記録したときからまたいろんな人と知り合えたし、
テルルも新しい友達が増えたみたいだ。友達だよな、うん。
どこぞの男に服を買ってもらったのではと勘違いしていたのだが、
どうやら買ってもらったのはヘアピン?だけで服は自分で選んだらしい。
あいつあんなにオシャレだったんだなあ。
こんどルファさんの服を選んでもらおうか。
でもどうだろうな、まだ以前のサイズのままだろうか。

ルファさんといえば、やはりフェムトさんは同郷のひとらしい。
地元の話をいろいろと聞くことができた。
まだまだわからないことばかりだけど、
早く迎えに行ってあげたいなという気持ちはさらに強くなった。
いやちがうな、迎えに行くじゃないや。さらいに行くだ。
とはいえ、想像以上に難しい場所のようだ。
ファリーとも相談して、しっかり準備してかからないといけない。

オレはまあ、そこそこ戦えなくはないけれど、たいして強くない。
力や技があるわけじゃないし、頭の回転も速くない。
闘技大会だって、勝ってるひとの見よう見まねでどうにかこうにかだ。

自分を犠牲にすれば大切なものを守り抜くことはできると思う。
それは自信がある。もう経験済みだ。
でも、大切なものもオレ自身も守るには、
きっと、それ以外を切り捨てる覚悟もいるんだろうと思う。
だから、優先順位を間違わないようにしないといけない。
いざというときに、迷って動きが止まらないようにしないといけない。

いけないと思いつつも、オレはまだ試合で、木刀以外の得物を握れずにいる。
(フライパンは例外だ。ありゃクッキングバトル用なので)

そういう考えを表に出したつもりはないのだけど、
エリさんやファリーダさんには、あまり思いつめすぎるなというようなことを言われた。
カンのいいひとはいるよなあというか、オレがわかりやすすぎるのか。
それとも、もしかしたら身内に同じようなことをしたやつがいたのか。

ひとまずはテルルとファリーと、そのうちフェムトさんに相談しよう。
もしも話の流れでタイミングが合えば、ほかのひとにも相談できるといいな。

それはそうと、ファリーダさんはパンケーキを食べたことがないらしい。
ここはひとつお礼も兼ねて、テルルに協力してもらったアレを作ってみようと思う。
よろこんでくれるといいのだけど。
どうもこう、いい意味でもアレな意味でも優等生っぽさを感じるんだよなああのひと。
不良少年のオレとしては、息抜きのひとつでもお伝えできればと思う所存です。



結局今回も闘技のことはあまり書けなかったな。
まあヨシとしましょう!