RECORD

Eno.599 亜久津 魔沙兎の記録

手紙

書いたはいいが住所を思い出せないから、出せないままの手紙。

それでも持たずにはいられなかった。
書かずにはいられなかった。
急に募る故郷への思い、帰れないと分かっていながら。

『相棒』も大事だから、最終的に戻るのはそこだけど。
それでも一度くらいは、いつか。
全てが終わってしまう前に。
例え終わってしまってても、分かるだけでもいい。
どうか。

「そういやこの世界郵便局ってあるんかな…」