RECORD

Eno.480 タラッタムー・スラットゥスの記録

プロローグ:どうしてここに来たんですか?

【場所:アルティメットちくわ水族館】
(アルティメットでチル、それでいてクールな体験ができる水族館。それがアルティメットちくわ水族館だ。……かつてフラウィウスで戦っていたアンドロイド人魚ミーナは水族館に戻って労働に励んでいた……)
(ショー【メカイルカVSサイバーシャークVSトライデント】の激闘を終え、スタッフルームへ戻ろうとする彼女の前に水槽の前で考え込む小さな影がある)

タラッタムー「むーん」


(彼の名前はタラッタムー。このアルティメットちくわ水族館の警護スタッフ長だ。ネズミの国の王でもあり、ミーナもその腕前は買っている)

ミーナ「なによ、警護の長が神妙な顔をして……変な族でも出た?」


「おや、ミーナさん。ショー帰りですか」


(にこりと笑って律儀にお疲れ様の声をかける。質問の答えを返す)

「何、最近腕が鈍ってきたかな。と…」


「鈍ったァ?」


(このネズミの王、先日ミーナを模擬戦でぶん投げているのだが。それだけでは足りないというばかりに、言葉をこぼす)

「最近はミーナさんが掴んできたスポンサーが付き、ペングダムのバックアップもあって、変な暴走機械や暴動ペンギンも全然来なくなって…いえ、この場所が平和なことはいいことなのですが……水族館をくるくる散歩するだけでお給料をもらっていいのかなあとか…」


(……ようは戦いに飢えてる、と……。タムさん、物腰は柔らかなんだけどバトル思考のネズミ様なのよねー)


(だからこそ、このアルティメットちくわ水族館の警護についているわけだが)

「あと国民たちも日ごろ労働にしっかり励んでおり、そろそろ慰安を兼ねたなにかもしたいなあと……」


「ふむふむ。たしかに毎日コツコツ働いてもらってるし、なんなら最近水耕栽培のあたりも手伝ってくれてるもんね…」



(修行、慰安イベント、ついでにタラッタムーの気分転換が必要だろう。ミーナは腕を組んで考え……ポンと手をたたいた)
(いいところがあった。確か自分がいた時よりかなり施設が充実したらしく、ちょうど招待券が来たはずだった!)

「ふふ――タムさんに打って付けの場所があるわ。……フラウィウスのモノマキアよ!!!」


「もの、まきあ…?」



(そうして、人魚ミーナからの推薦を得てタラッタムーはここに来たのである)