RECORD

Eno.57 テル・メルの記録

<前提からいこう。まず……>

Pos:世界の底 残骸地帯

<オレサマはまぁいろいろあって>
<かの危険地帯レッカーゾーンを彷徨っていた>

「レッカーゾーン。あのバグッた感じの大穴ねェ。
 あんなとこ余程のことがないと近づかないでしョォ?
 ……まさか」

<そのまさかさ>
<何かをダイジに抱えたソイツは、半身が消し飛んでた>
<あれはギリギリだったな>
<何せゼゼルの痕跡があった。自力で片づけたみたいだが>

「ゼゼルの攻撃……つまり存在にそれだけの傷と。で、どうしたの」

<お、続きは読めたか。大体はオマエと同じさ>
<ギリギリ残ってた意識に問いかけた>
<“生きたいか”>
<あとは簡単だとも。アレを埋め込み、オレサマを繋げ>
<不完全だが、テルルは生き延びた。随分と居心地が良かったぜぇ>

「じャあなんでここにいるのさ」

<あぁ、そこか……一体化してすぐ、ビビッと来たのさ>
<テルルのやつ、世界の種だったぜぇ>

「……?」

<あー、そこ説明要る? よしよしわかった、次はそっちの話にしようか>

「ありがと」

<うし、まず世界の種ってのは……>

 ☆彡

Pos:フラウィウス 温浴施設

「はんぶしっ」「くぅ」
「これは」「湯冷めしたか」「はよ拭けばよかった」

「……」「ふぅ」「なっがい一日だった」
「やっぱここ」
「」
「……すっげぇ」「たのしい」

「なんか天使から」「魔法少女になったけど」
「ま」「それも」「たのしいのうち」「ってコトでッ」
「明日も」「なぐるぞーっ」