RECORD

Eno.267 鳴瀬 明輝の記録

とある日の会話4

「やってしまった……」
「ハイハイ」

またこれだ、と榊原 誠さかきばら まことはため息をついた。

鳴瀬の前だと強く当たってしまうことに頭を悩ませているらしい。

「素直になれば早いんじゃないッスかね」
「……何か言った」
「いえ、なんにも」

そう返しつつ、酒を口に含んだ。