RECORD

Eno.80 シトルーの記録

兄弟

 

「ドーニャがあんなに大っぴらに
オレのこと弟だって言う日が来るなんて思わなかった…」


同じ金髪。
けれど性質の違う水。蛟と海月。



『お前と仲がいいって思われるとよくないでしょ』
『互いの弱みになるよ、足枷にもなる』


あの時はオレは弱くないって言ったんだ。

『お前の認識はそうかもしれないけど、はたからは一方的には見えないかもしれないよ』
『そう、お前の方が強い。だから尚更』



だから黙ってたし、隠してた、のにな。
……変わったな、と、思った。



「…まぁ、兄貴のこと隠さなくて良くなったのは楽だけど。」


これからどうなるのかな。