RECORD
Eno.457 ルルベル・シャンパーニュの記録
「"大賢者"■■■・シャンパーニュ…だって。」
「……プ、アハハッ!」
「あ、おいっ、それ先に俺が笑うところだったんだぞ■■■!」
「アハハ!ごめ、っクク…だってさぁ、リヒト、見てたでしょ?
今まで散々"無価値の仔"だと馬鹿にしてきた奴らが、
えらく畏まっちゃって…ああっ!■■■様!これからは我々をお救いください!
だって?プライドとかないのアイツらさぁ。」
「まぁ~俺が聞いた話だと、魔法使いの世界って色々あるんだろ…?
権力者には盾つかず~な奴ばっからしいし、そりゃ…っぷぷ…
思い出したら笑えるけどな!?」
「でしょ!?アハハ!」
「ははは!!」
・・・
「で、シャンパーニュ夫人は何て?見舞いには行ったんだろ?」
「まぁね。でも、案の定だった…ベッドの上で、しきりに私の悪口と、
お姉さまの行方を求めてたわ。」
「■■■はイザベラの居所を知ってるんだろ?」
「えぇ、でも言わない。私、こう見えて家族だから、最期まで夢を見させてあげたわ。」
「……そっか、いや、お前がいいならいいんだ。」
「うん。」
「…けど、あれは驚いたよなぁ。
俺達が西の都で情報収集してる時に、イザベラが娼館から出てきたの…」
「…」
「裏通りを歩けば、■■■にやたら絡んでくる悪漢が多かったのも頷けるな。」
「……私、お姉さまと会ったわ。"客"として。」
「え。」
「それで、聞き出したの。何があったのかって。
…そうしたら、その内、泣き出し始めちゃってさ。」
「…」
「私さ、イイ気分だった。散々見下して虐めてた癖に、落ちるとこまで落ちたら助けてください、ってあんなみっともなく縋り付いて…」
「…■■■…」
「心配しないで、変なことはしてない。料金以上の金を積んで、早々に宿に戻ったわ。しばらくアレで暮らしていけるでしょう。変な男遊びを再燃したければ。」
「…そっか。」
「リヒト、ほら、リンゴ焼けたよ。食べよう?」
「ん、そうだな。…にしても、想像出来るか~?
かの"大賢者"■■■・シャンパーニュ様がこ~んな広い平地で焼き林檎食って野宿してるとか!」
「支援金は節約しないといけませんからねぇ、勇者さま?」
「まだ勇者じゃねーよ!けど、明日からも頑張ろうな、■■■!」
「うん。頼りにしてるよ、リヒト。」
勇者と魔法使いと焼きリンゴ
「"大賢者"■■■・シャンパーニュ…だって。」
「……プ、アハハッ!」
「あ、おいっ、それ先に俺が笑うところだったんだぞ■■■!」
「アハハ!ごめ、っクク…だってさぁ、リヒト、見てたでしょ?
今まで散々"無価値の仔"だと馬鹿にしてきた奴らが、
えらく畏まっちゃって…ああっ!■■■様!これからは我々をお救いください!
だって?プライドとかないのアイツらさぁ。」
「まぁ~俺が聞いた話だと、魔法使いの世界って色々あるんだろ…?
権力者には盾つかず~な奴ばっからしいし、そりゃ…っぷぷ…
思い出したら笑えるけどな!?」
「でしょ!?アハハ!」
「ははは!!」
・・・
「で、シャンパーニュ夫人は何て?見舞いには行ったんだろ?」
「まぁね。でも、案の定だった…ベッドの上で、しきりに私の悪口と、
お姉さまの行方を求めてたわ。」
「■■■はイザベラの居所を知ってるんだろ?」
「えぇ、でも言わない。私、こう見えて家族だから、最期まで夢を見させてあげたわ。」
「……そっか、いや、お前がいいならいいんだ。」
「うん。」
「…けど、あれは驚いたよなぁ。
俺達が西の都で情報収集してる時に、イザベラが娼館から出てきたの…」
「…」
「裏通りを歩けば、■■■にやたら絡んでくる悪漢が多かったのも頷けるな。」
「……私、お姉さまと会ったわ。"客"として。」
「え。」
「それで、聞き出したの。何があったのかって。
…そうしたら、その内、泣き出し始めちゃってさ。」
「…」
「私さ、イイ気分だった。散々見下して虐めてた癖に、落ちるとこまで落ちたら助けてください、ってあんなみっともなく縋り付いて…」
「…■■■…」
「心配しないで、変なことはしてない。料金以上の金を積んで、早々に宿に戻ったわ。しばらくアレで暮らしていけるでしょう。変な男遊びを再燃したければ。」
「…そっか。」
「リヒト、ほら、リンゴ焼けたよ。食べよう?」
「ん、そうだな。…にしても、想像出来るか~?
かの"大賢者"■■■・シャンパーニュ様がこ~んな広い平地で焼き林檎食って野宿してるとか!」
「支援金は節約しないといけませんからねぇ、勇者さま?」
「まだ勇者じゃねーよ!けど、明日からも頑張ろうな、■■■!」
「うん。頼りにしてるよ、リヒト。」