RECORD
Eno.396 鳳条 燐の記録
とりあえず日記としておこうか
ここに来て3日ほど経ったが、なぜ自分がここに来たのかその理由どころか原因すら明確に分かってはいない。
思い当たる節はまぁあるが……確信がある訳でもなし、元の場所に帰る方法も分からないし暫くはここにいるのもいいんじゃないかと思うようになってきた。
強くなる為に戦うというのは嫌いじゃないし、それこそあんな地獄のような日々を生きてきたんだし、ここで少しゆっくりしてても罰は当たらないと思いたい、だけどやっぱりどれだけそういう風に考えてもあの戦いが脳裏に過ぎる、僕が人間が神に挑んだ日。
退けることは出来たが殺すことは出来てない、僕の家族、妹、仲間や恩人達、沢山のものを失って掴んだ勝利だった。
いや、勝利なのか?
――結局あの時僕の守りたいものは何一つ守れていない、それどころか最後は自分の身さえ守れなかった。
あいつは長い休眠状態に陥っているだけそのうちまた目覚めて暴れるだろう。
その時また僕のような運命に翻弄された誰かが戦うのか、それともそのまま滅びの運命を辿るのか。
それじゃ意味が無い、僕が戦った意味が。
それは勝ちとは呼べない、僕達の戦いが無意味に終わったんならそれは、敗北だ。
力がいる、ここは絶好の場所だろう。
あの世界に戻った時、今度こそ守りたいものを守れるように。
思い当たる節はまぁあるが……確信がある訳でもなし、元の場所に帰る方法も分からないし暫くはここにいるのもいいんじゃないかと思うようになってきた。
強くなる為に戦うというのは嫌いじゃないし、それこそあんな地獄のような日々を生きてきたんだし、ここで少しゆっくりしてても罰は当たらないと思いたい、だけどやっぱりどれだけそういう風に考えてもあの戦いが脳裏に過ぎる、僕が人間が神に挑んだ日。
退けることは出来たが殺すことは出来てない、僕の家族、妹、仲間や恩人達、沢山のものを失って掴んだ勝利だった。
いや、勝利なのか?
――結局あの時僕の守りたいものは何一つ守れていない、それどころか最後は自分の身さえ守れなかった。
あいつは長い休眠状態に陥っているだけそのうちまた目覚めて暴れるだろう。
その時また僕のような運命に翻弄された誰かが戦うのか、それともそのまま滅びの運命を辿るのか。
それじゃ意味が無い、僕が戦った意味が。
それは勝ちとは呼べない、僕達の戦いが無意味に終わったんならそれは、敗北だ。
力がいる、ここは絶好の場所だろう。
あの世界に戻った時、今度こそ守りたいものを守れるように。