RECORD
Eno.133 噂話の記録
七不思議
――こんな噂を知ってるかい?
雨の降る日。
例の小学校の旧校舎。
そこに行くと死者に会えるらしい。
生と死の交差する世界。
だけれど気を付けて。
その校舎は生きている。
君の××を取って喰らっちまうってハナシ。

*顔のない子
かえりみち、ふと声をかけられて後ろを向くと
男の子が『あそぼう』って笑いかけてくる。
わらっているのはわかるはずなのに、その子にはどうみても『顔』がないのだ。
のっぺらぼうの子は、みんなのわにはいりたがってる。
*電子のバク
“バクさん、死んだ子に会わせてください”と3回呟いて
旧校舎のパソコン室のパソコンに、会いたい人の名前をうつと、
その子が、画面にうつって、お話できるらしい。
けれど、相手の名前を口にすると、パソコンの画面がノイズまみれになった後、
バクが現れて、悪夢の中にその人をつれさっちゃうらしい。
*すがたのない子
旧校舎で遊んでいると、きがついたら人数が増えている。
でもだれがふえたのがだれだかわからない。
確かにさっきまでいたはずなのに。
なまえもかおも、だれもわからない。
おわかれのときに、いつも泣き声だけがきこえている。
*ばけこさん
学校のおばけにしんぞうを取られた子。
かわりのしんぞうを探して、夕方になると「ちょうだい」といって
ろうかをあるいてるらしい。
*がっこうのおばけ
雨の日のゆうがたに、ひとりで学校をうろついていると、
がっこうのおばけにしんぞうをとられちゃう。
そうして人になりかわろうとしてる。
*みまわりさん
だれかをさがして、ろうかを歩いていて、
「だれかいませんか」って声をかけてくるんだって。
そうして、だれかをみつけたら、みつけたひとを食べるらしい。
自分のなくしたものを、みたすように。
*もうひとつの学校
雨の日、とつぜんふってきた雨でできた水たまりのおくには
もうひとつの世界があるらしい。
そこには、この旧校舎と同じ学校がそんざいして、
死んだ人にあえるという。
だけれど、死んだ人たちに会いたいとねがう人をあつめて、
もう一つの学校にすむ“オバケ”は、その人たちの××を食べてしまう。
死んだ人たちは、成仏できずにさまよい続けると、知らないうちに“オバケ”になってしまうらしい。



雨の降る日。
例の小学校の旧校舎。
そこに行くと死者に会えるらしい。
生と死の交差する世界。
だけれど気を付けて。
その校舎は生きている。
君の××を取って喰らっちまうってハナシ。

誰からか始まった七不思議
*顔のない子
かえりみち、ふと声をかけられて後ろを向くと
男の子が『あそぼう』って笑いかけてくる。
わらっているのはわかるはずなのに、その子にはどうみても『顔』がないのだ。
のっぺらぼうの子は、みんなのわにはいりたがってる。
*電子のバク
“バクさん、死んだ子に会わせてください”と3回呟いて
旧校舎のパソコン室のパソコンに、会いたい人の名前をうつと、
その子が、画面にうつって、お話できるらしい。
けれど、相手の名前を口にすると、パソコンの画面がノイズまみれになった後、
バクが現れて、悪夢の中にその人をつれさっちゃうらしい。
*すがたのない子
旧校舎で遊んでいると、きがついたら人数が増えている。
でもだれがふえたのがだれだかわからない。
確かにさっきまでいたはずなのに。
なまえもかおも、だれもわからない。
おわかれのときに、いつも泣き声だけがきこえている。
*ばけこさん
学校のおばけにしんぞうを取られた子。
かわりのしんぞうを探して、夕方になると「ちょうだい」といって
ろうかをあるいてるらしい。
*がっこうのおばけ
雨の日のゆうがたに、ひとりで学校をうろついていると、
がっこうのおばけにしんぞうをとられちゃう。
そうして人になりかわろうとしてる。
*みまわりさん
だれかをさがして、ろうかを歩いていて、
「だれかいませんか」って声をかけてくるんだって。
そうして、だれかをみつけたら、みつけたひとを食べるらしい。
自分のなくしたものを、みたすように。
*もうひとつの学校
雨の日、とつぜんふってきた雨でできた水たまりのおくには
もうひとつの世界があるらしい。
そこには、この旧校舎と同じ学校がそんざいして、
死んだ人にあえるという。
だけれど、死んだ人たちに会いたいとねがう人をあつめて、
もう一つの学校にすむ“オバケ”は、その人たちの××を食べてしまう。
死んだ人たちは、成仏できずにさまよい続けると、知らないうちに“オバケ”になってしまうらしい。

人は、会えなくなった人に会いたがる

七不思議は僕であり、従属である

本当はこれ以上増やしたくないんだ