RECORD

Eno.268 ユドハの記録

幕間-3

「……で、最近の調子はどんなもん?」

「ワザワザ言う義理もないが……?」





「知り合いと再会して」
「まァ……贈り物をした」

「え!? イイヒトできたとか!?
誰!? どしたの!?」


「食いつくな」
「サクナだよ」「キミも知ってるだろ……」

「あっサクナちゃんか〜!
でもでも! オレだってあの子と私闘してもらったんですけれど〜?」


*掠れたため息*

「マウントのためにヒトの縁を使うな」


「はい……」





「……あ、そだ。コレ伝えとこって思ってたやつ。
ウィンターさんが僕らの後悔剣……
舞酔武蠍くんを、帰ってからも使いたいって〜」


「……まさかダメなんて、
ケチなコトぁ言わないよね?」


「ウィンター……」「リグレットか」
「ソレは構わないけど」

「話次第だな」
「よく……わからない、し」


「……深入りしたがるなんて珍しね。
何か気になったコトでもあんの?」

「事情を掘り出す気も」「止める必要も、ない」「権利も」
「のは、そう」「そう、だが……」


「説明のつかない何かが残っている」
「ソレに、納得がほしい」


「……それはー……心配? 不安? 疑い?」
「用途に対して? それとも……使い手に対して?」



「アー……」

「イヤ」「本人にだけ伝えるべきコトだ」

「また今度」「に、しよう」