RECORD
Eno.336 シャノの記録
報告-01
──何処かの路地裏。
耳元に、機械の稼働音が聞こえる。
──────────────








───────プツリ、音が切れた。

けど、繋ぎ直す方が面倒だった。
どうせろくな意見も来ないだろうし。
黒猫は気まぐれなのだ。
耳元に、機械の稼働音が聞こえる。
──────────────

『よっ、調子どうよ。報告は?』

「…………どうって言われてもなぁ……」

「そっち寄りかは百倍良い。人も多い、武器も様々あるって感じ。あと食べ物も色々あるらしいね。」

『ふうん……。いいな。
……やっぱ行けばよかったかな。』

「…………聞こえてるんですけどぉ?任せたのそっちじゃん。今更交代なんてしてやらねーから!」

『あーあー分かってんよ。
まぁ問題は無いようで。あ、あと闘技で勝ってる?』

「勝ってるけど。」

『ならよし。じゃ、引き続きよろしく〜。』
───────プツリ、音が切れた。

「あ、登場の演出方法とか聞いてみればよかったな。」
けど、繋ぎ直す方が面倒だった。
どうせろくな意見も来ないだろうし。
黒猫は気まぐれなのだ。