RECORD

Eno.404 Cの記録

無題

視界のない世界では何もかもが曖昧だ。
初めの頃は立って歩くことすらできなかった。
色々な苦労があった。悪意を持った存在に暴力を振るわれた事は少なくない。

そうして、気付いた。
我が身に向けて振るわれる暴力だけは、そこに込められた感情だけは、いつも明確にそこにある。
多くは悪意だったけれど、それは暗闇の中の小さな光だった。
その光に向けて夢中で手を伸ばした。
がむしゃらにぶつかって、向けられた暴力言葉に自分のそれを返せるようになった。
いつしか戦い対話を楽しむことが生きる理由になった。