RECORD

Eno.133 噂話の記録

とある日の会話

噂を食らった僕に、君は言う。
神様から、目をつけられますよって。
先生みたいになりますよって。

やだな、僕は、先生のようにはならないよ



そこまで、罪というものを感じていない



人に対して思う事、あるんじゃないのかって質問。

ヒトに対して思う事は、あるよ。僕はヒトが好きだから。



だから、食べるものは選びたい。



そういう君こそ、どうなんだい。



街の伝統だから、消えることはないだろうけど。



色々大変だろう?



彼女は、笑う。

強がりだなぁ



なんて話、していたら。
目の前を走り去る子供が一人。

ここ、どこ~!?



……



お互い顔を見合わせる。

……え?



どうしてあの子がいるの?



僕は呼んでいないからね



ホントはわかってる。

角村も、雨の学校も、ここにいるんだから。
そりゃ、どちらにも縁の強いあの子がいたっておかしくない。

静かに二人で逃げ出した。