RECORD

Eno.267 鳴瀬 明輝の記録

夜咄4

「なんか今書いてル?」

筆を止める。
適当に話を聞いていたのがバレたか。

「連闘のね。ちょいと自分なりに書いてるんだよ」
「へぇ、そういうのやらないかと思ってたヨ」
「やだなぁ、俺もやる時はやるって。一応上に立つものの立場だし」

フーン、と返される。
「なんだよ、悪いかい?」
「イヤ、別に。続けなヨ。適当に喋っててあげるカラ」

その後しばらくロビーの端でザザが話すのを垂れ流す少々迷惑な人になっていた。