RECORD

Eno.28 壽司寿司の記録

■16

少女は神様が嫌いでした。
だから、猫神様の事も嫌いでした。

けれど、呪いのせいで、神様が好きだと思い込み、
夢を見る人の願いを、猫神様の言う通りに、叶えたのでした。

気が付けば、友達も、人ではなくなって。
逃れようとした運命から、逃れられず、
神様になってしまいました。

それが、とてもとてもいい事だと、私は思い続けていて。



静かに猫のぬいぐるみを抱きしめるのでした。