RECORD

Eno.354 チトセの記録

Profile

設定:1
ある田舎にて育った少女。
神社の一人娘ではあるが特にこれといって信心深くはない。
自転車と電車で都心の高校へ通っている。
両親は健在。また、幼い頃から自由奔放に育てられてきた。特に何らかを縛られたりもせず、好きなように。
村には、ひいては神社には何らかの言い伝えがあるのだが、何故かチトセ自身は知らない。
そういった言い伝えがあるということさえも。



設定:2

育った村には旧くよりの言い伝えがある。
ソレは、この村は蛇神様に守護られている、と。
大地震、飢饉、大日照り。様々な厄災が世間では流行ろうとも、その村には被害は訪れない。

地震があろうとも村の何かが崩れるような事はなく。
飢饉が起きようとも、村の田畑は黄金色に輝いていた。
大日照りに悩まされれば、局所的に雨が降り注ぐ。

この村は、蛇神様に守護られて生かされている。

しかし上手い話はない。
蛇神様は村を守護る代わりに、生贄を要求した。
年は50に一度、祀る家の長子を捧ぐこと。
捧がれる子は、呪いを持って生まれ落ちる。
外見要因の時もあれば、内面に関する呪いの物が多い。

蛇神は拘りも強かった。
贄を粗雑に扱った年は病が流行した。
ソレが義務だと育てた贄を捧げた年は飢饉に襲われた。

故に、村民達は蛇神様を畏れ敬う。
贄を縛りつけず、自由に生きさせる。
贄として捧がれるまでの日々を堪能させるように。
贄の巫女を、蛇神様に満足していただけるように。