RECORD

Eno.457 ルルベル・シャンパーニュの記録

例えこの先が"間違え"であろうとも。

「………」


面白味のない、部屋に辿り着いて、膝をつく。
どうして、ネアさまがそんなことを。
いや、"線"を持つ自分ならその答えが分かったはずだ。
完璧を求める彼女ならば、そうする可能性はあったと。

…だからって、何が出来たのよ…私なんかに…


アムニアストゥーラ彼女の母親が貸したものを、止めればよかったのか。
完璧ではなくても神だと諭せばよかったのか。
あんな怒りをぶつけた手前、自分に出来ることは砂漠で砂金を見つけるぐらいだ。

「…」


でも。
でも。
…でも、
もう

…いやだ…


このまま、心なき神を信仰したくないまた奪われたままになるなんて絶対に嫌だ
私が求める神は、小さな声を拾い上げてくれて、素直にはなりきれない、半人前の神さまだ。
それに、言ったじゃないか。今度は自分が拾い上げると。

「……諦めない、絶対に…」


目の前に広がる闇を見ても尚、立ち止まりはしなかった。
"線"を広げる。"点"を探す。このアレーナ全体に、それ以上に。









それでこの身が尽き果てようとも、私は貴方を探し続ける。