RECORD
Eno.105 《5i.残酷》の記録
おとぎばなし よん
お母さんは、毎日女の子に血をあげました。
女の子に植えられた種がちゃんと、育ちますようにと、大人の言いつけを守って、なんにちも、なんにちも血をあげました。
その間、大人の人はお母さんの代わりに、お母さんがやるべきことをお手伝いしてあげていたそうです。
お城も、近くに住んでる人たちのことも、屋敷の使用人たちの面倒も。
大人の人が、全部何とかしてくれました。
1週間で芽が出て、2週間、3週間…だんだん、芽は大きくなって。
1ヶ月がたって、女の子はぱちり、と目を覚ましました。
前までと変わったのは、少し髪の毛と、目の色が変わった気がするくらいで。
あとは、胸から生えた植物のようなものが、ちょっぴり気になるくらいでした。
お母さんは、少しやつれてしまっていましたが。
娘が目を覚ましたことに、ぼろぼろと涙を流して喜んだそうです。
そうして、女の子が目を覚まして、お家のことも、大人の人が何とかしてくれて。
少し変わったのは、お母さんの血を女の子が飲まないといけなくなっただけでした。
でも、それくらい何ともないとお母さんは言いましたし、女の子も、美味しくないし、お母さんがいつもナイフで指を切るのは痛そうだしやだなぁと思ったけど、お母さんはそれくらいで女の子が元気でいられるなら、それが幸せだからと言ってくれたので、女の子は血を、飲むことにしました。
お母さんは笑顔で、女の子も笑顔で、幸せな日々がまた始まりました。
3年後、お母さんは死にました。
女の子が食べてしまったのでした.
女の子に植えられた種がちゃんと、育ちますようにと、大人の言いつけを守って、なんにちも、なんにちも血をあげました。
その間、大人の人はお母さんの代わりに、お母さんがやるべきことをお手伝いしてあげていたそうです。
お城も、近くに住んでる人たちのことも、屋敷の使用人たちの面倒も。
大人の人が、全部何とかしてくれました。
1週間で芽が出て、2週間、3週間…だんだん、芽は大きくなって。
1ヶ月がたって、女の子はぱちり、と目を覚ましました。
前までと変わったのは、少し髪の毛と、目の色が変わった気がするくらいで。
あとは、胸から生えた植物のようなものが、ちょっぴり気になるくらいでした。
お母さんは、少しやつれてしまっていましたが。
娘が目を覚ましたことに、ぼろぼろと涙を流して喜んだそうです。
そうして、女の子が目を覚まして、お家のことも、大人の人が何とかしてくれて。
少し変わったのは、お母さんの血を女の子が飲まないといけなくなっただけでした。
でも、それくらい何ともないとお母さんは言いましたし、女の子も、美味しくないし、お母さんがいつもナイフで指を切るのは痛そうだしやだなぁと思ったけど、お母さんはそれくらいで女の子が元気でいられるなら、それが幸せだからと言ってくれたので、女の子は血を、飲むことにしました。
お母さんは笑顔で、女の子も笑顔で、幸せな日々がまた始まりました。
3年後、お母さんは死にました。
女の子が食べてしまったのでした.