RECORD
Eno.272 『残響』の記録
とある英雄の話をしよう~雪双子の話~
元は至って単純だ
近くの山に化け物が居て、その化け物が生贄を要求するからその村は怯えていて
唐突に現れた英雄が討伐を引き受け
化け物を何らかの方法で討伐し
その化け物の力により、村を発展させ、喜ばれる
それこそあれだ。ニホン辺りに近い話があるだろう。まあ、ここの化け物はオロチというよりもキマイラだがね
至って単純な童話。幼い頃に当たり前のように触れて、さてあの話は何処のものだったか?なんてあやふやになる。その程度の話
まあ、あいつらの見た目の特徴が強くって、白くて双子ってのは印象深くなるが、それは些細だな
ここに、悪意があった。それは無辜の悪意。こうだったら面白い。こうであったのならば酷い。こうだったのなら愉快。こうあれば楽しい。こうだったら……
……ああ、知っているかい?俺達は無辜の願いにめっぽう弱くってね。そうあれかしと思われれば、そんな方向になってしまうんだ
望まれたんだから。仕方ないだろう?……ふふ。何という事はないさ。少々警告混じりなだけだ
無辜の悪意により、こう、書き変わった
近くの山に化け物が居て、その化け物が生贄を要求するからその村は怯えていて
唐突に現れた英雄が協力を引き受け
化け物と何らかの方法で共謀し
その化け物の力により、村を滅ぼし、全ては消える
はは。書き変わり過ぎ。でもこれが結果だ。読者共ったら、バイオレンスとか好きだねぇ。それとも、なんの変哲もない大団円のハッピーエンドはお嫌い?
いいよ。いいよ。俺は受け入れるとも
でも、この英雄は受け入れ難かった
不思議な事に、この無辜の絆され方は異様に速さと悪意があった。故に、英雄の心まで変わる前に上映が始まった
……さて、こんな物語は何度も上映されているものなんだ。そして、上映される場所では言い伝えのようにこの物語が伝わっている
じゃあ、その場所に、外部から訪れるのではなく、あくまでその内部で誕生した、ただの特異点だとしたら?
親が居て、幼い本人が居て、怯える無辜が居て、言い伝えは本当で、物語は必ず完遂されて
……ねぇ、読者共。お前らなら、どうする?
……俺も断片を知っているだけだけどね。それでも、俺でも思うね
俺も直接受けてたら、読者が怖くなってたかもなんて
無二の力を持つのにただの暴力にこそ怯え、火に取り乱し、人間、特に男性を恐怖の対象とし、アルコールの匂いを明確に嫌悪し、そしてなにより、健全物語という言い訳では済まない程性の香りを嫌う
片方は身を籠らせ
片方は心を閉ざした
……いやまあ、そんな奴らに借りがあるって話だったか
いやぁ。マジでこれは単純で、俺が再誕寸前の時特有の一番元気ない時に、なんか唐突にやってきてリソースぶっこんでくれただけなんだけども
これが正直タイミング完璧すぎて完全に貸し。あっちも完全にヤバい取り立てする気。良いんだけどね?あれで同類越えて、元俺の構成成分としてそこそこ濃いところだから、ある程度親戚?みたいなもんだし。読者的に言うなら
過去はアレだが、気質は善なんだよ。えらそーだけど。まあ、子供が出来るもんしてるだけというか……ンだよ、その雰囲気は。俺はあいつらに比べたらオトナなんだよ
あ、ついでに流星は外部からの協力者というか。あいつらなんか同類の助けは多いみたいでさ。思ったより元気なワケ
元気だからお土産要求されてるんだが。クソガキ共が
……ま、前押し付けられたセットん中の肉まんとラムネくらいはやるか。ほれ転送


![]()
あ、こんなんです、俺が貸し作ってるの

どっかー

近くの山に化け物が居て、その化け物が生贄を要求するからその村は怯えていて
唐突に現れた英雄が討伐を引き受け
化け物を何らかの方法で討伐し
その化け物の力により、村を発展させ、喜ばれる
それこそあれだ。ニホン辺りに近い話があるだろう。まあ、ここの化け物はオロチというよりもキマイラだがね
至って単純な童話。幼い頃に当たり前のように触れて、さてあの話は何処のものだったか?なんてあやふやになる。その程度の話
まあ、あいつらの見た目の特徴が強くって、白くて双子ってのは印象深くなるが、それは些細だな
ここに、悪意があった。それは無辜の悪意。こうだったら面白い。こうであったのならば酷い。こうだったのなら愉快。こうあれば楽しい。こうだったら……
……ああ、知っているかい?俺達は無辜の願いにめっぽう弱くってね。そうあれかしと思われれば、そんな方向になってしまうんだ
望まれたんだから。仕方ないだろう?……ふふ。何という事はないさ。少々警告混じりなだけだ
無辜の悪意により、こう、書き変わった
近くの山に化け物が居て、その化け物が生贄を要求するからその村は怯えていて
唐突に現れた英雄が協力を引き受け
化け物と何らかの方法で共謀し
その化け物の力により、村を滅ぼし、全ては消える
はは。書き変わり過ぎ。でもこれが結果だ。読者共ったら、バイオレンスとか好きだねぇ。それとも、なんの変哲もない大団円のハッピーエンドはお嫌い?
いいよ。いいよ。俺は受け入れるとも
でも、この英雄は受け入れ難かった
不思議な事に、この無辜の絆され方は異様に速さと悪意があった。故に、英雄の心まで変わる前に上映が始まった
……さて、こんな物語は何度も上映されているものなんだ。そして、上映される場所では言い伝えのようにこの物語が伝わっている
じゃあ、その場所に、外部から訪れるのではなく、あくまでその内部で誕生した、ただの特異点だとしたら?
親が居て、幼い本人が居て、怯える無辜が居て、言い伝えは本当で、物語は必ず完遂されて
……ねぇ、読者共。お前らなら、どうする?
……俺も断片を知っているだけだけどね。それでも、俺でも思うね
俺も直接受けてたら、読者が怖くなってたかもなんて
無二の力を持つのにただの暴力にこそ怯え、火に取り乱し、人間、特に男性を恐怖の対象とし、アルコールの匂いを明確に嫌悪し、そしてなにより、健全物語という言い訳では済まない程性の香りを嫌う
片方は身を籠らせ
片方は心を閉ざした
……いやまあ、そんな奴らに借りがあるって話だったか
いやぁ。マジでこれは単純で、俺が再誕寸前の時特有の一番元気ない時に、なんか唐突にやってきてリソースぶっこんでくれただけなんだけども
これが正直タイミング完璧すぎて完全に貸し。あっちも完全にヤバい取り立てする気。良いんだけどね?あれで同類越えて、元俺の構成成分としてそこそこ濃いところだから、ある程度親戚?みたいなもんだし。読者的に言うなら
過去はアレだが、気質は善なんだよ。えらそーだけど。まあ、子供が出来るもんしてるだけというか……ンだよ、その雰囲気は。俺はあいつらに比べたらオトナなんだよ
あ、ついでに流星は外部からの協力者というか。あいつらなんか同類の助けは多いみたいでさ。思ったより元気なワケ
元気だからお土産要求されてるんだが。クソガキ共が
……ま、前押し付けられたセットん中の肉まんとラムネくらいはやるか。ほれ転送

気が利くじゃないか

にくまんぱーりー!なのー!
ラムネ瓶を弄る音
あ、こんなんです、俺が貸し作ってるの

何処に話しかけてるんだ何時も
どっかー

わ、はわぁ、これしゅわしゅわなんだぞ!ぱちぱちのしゅわしゅわなんだぞ!