RECORD

Eno.152 プラティナの記録

既視感


あの人に会って、お話して。ヘンな感じがした事。
それをなんていうのか、ちょっと調べてみた。

わたしが感じていたのは、既視感って言うもの。
『なんとなく、以前もこんな事があったような……』
『こんな話をした事があったような』
『こんな風景を見た事があったような』
そういうものの事、らしい。
言われてみると、そんな感じだった気がする。

──何も思い出したわけじゃないけど。
でも、なんでか。懐かしいような気がして。

「大錫杖、買いに行かなきゃ」

鈍器を持っていきますね、と約束をしたんだった。
……いつも、そうだった そんな気がするから。