RECORD

Eno.294 男子高校生らしいなにかの記録

きみの味、きみのぬくもり

あの夜飲んだ、お砂糖とミルクたっぷりの、あまいコーヒー。

きっとこの先、きみの好みは変わっていって。
ブラックが好きになったり、紅茶党になったり、
いつのまにかお酒を飲むようになったりして。
そんな子供っぽい味はもういいよ、なんて日が来るのかもしれないけれど。

それでもぼくは、きみのすきな味を覚えておこう。
きみがそれをまた飲みたいと思ったときには、
いつだって、はいどうぞ、と差し出せるように。

なにかになっていくきみが、かわりつづけていくきみが。
ちいさな女の子のままでいられる場所を、ぼくが作ろう。

だから安心していっておいで、いってらっしゃい。
かわいい妹がいつも『たのしい』でありますように。
兄貴はいつでもそう願っているぜ。

――CHEERSかんぱい応援してるぜ!!











まあそれはそれとしておめーがいくとこがわかってれば
たぶんオレもくっついてくけどな。
ひとりだけ『たのしい』を満喫しようったってそうはいかんぜククク……!